FXの空売りとは何なのか

FXでの売買取引のやり方には二つの方法があります。一つは買いから入って売るというパターンです。オーソドックスな米ドルと円の通貨ペアで見てみると、まずは米ドルを買って日本円を売り、それからタイミングを見て米ドルを売って日本円を買うというパターンになります。これはFXでの取引が初めての初心者から見ても分かりやすいですが、もう一つのパターンとして売りから入って買い戻すというパターンもあるのです。

これも米ドルと円で述べてみると、まずは米ドルを売って日本円を買い、それから米ドルを買って日本円を売るという事になります。この売ってから入るというパターンが空売りなのですが、FXを始める際に預けた証拠金として円を預けているので取引の開始に日本円を売って外貨を購入するのはイメージ出来ても、その逆である空売りの外貨を持っていないのに外貨を売るというのはイメージがしにくいという人も多いです。FXはそういう事も可能であると素直に受け入れられるのが一番手っ取り早いのですが、どうしてもイメージしにくいのであればお金を一時的に借りて返すと考えると良いです。円を売って外貨を購入するだけだと外貨に対して円安にならないと利益を得る事が出来ないですが、空売りが可能だからこそFXでは円高でも円安でもどちらの場合でも利益を得られる可能性が出てくるようになっています。

また、初心者の場合は円と他の外貨の通貨ペアで行うのが無難ではありますが、円を取引に用いないことも可能であり、取引の仕方は色々とあります。