FXのレバレッジについて知ろう

FXは少ないお金で大きな取引を行う事が出来るのが大きな魅力の一つであり、それが可能なのはレバレッジを上げる事が出来るからです。レバレッジというのは日本語で述べるとテコという意味であり、テコというのは小さな力で大きな物体を動かす事が可能です。それではレバレッジがどういうものなのかを説明をします。例えば、ドルと円の通貨ペア取引を行って1ドル100円で1万ドル購入する場合は100万円を用意すれば参加可能ですが、FXの場合は必ずしも100万円が無ければ取引に参加する事が不可能という訳ではないです。

FXは最終的な損益についてのみ負担をすれば良いので、あくまでも取引に必要なお金全額を用意する必要はないのです。為替相場が1ドル101円となった場合は1万円の利益、1ドル99円となった場合は1万円の損失になりますが、その部分についてのみ負担するという事になるのです。その決済を行うために証拠金と呼ばれるお金を預けますが、100万円を預けていた場合はレバレッジが1倍、10万円ならば100万円の取引というと証拠金の10倍となってレバレッジが10倍という事になります。レバレッジを大きくすればするほど、その分損益が発生した際の証拠金の増減が大きくなります。

そのためにギャンブル性が高くなるので規制があり、日本では現在では最大で25倍までとなっています。少額で大きな取引を始める事が出来るのは確かに大きな魅力とは言えますが、その分リスクも大きくなるという事はしっかりと理解した上で上手く管理しながら取引をする事が大事です。